2012年6月29日金曜日

Fuxx The Hype vol.98

Kan Takahiko/Pluto Feat. DOMINIKA


去る6/20に東京を代表するトラックメイカーの一人、Kan Takahiko氏の待望の新作Pluto Feat. DOMINIKAが発売されました。

Kidz RecのDOMINIKAをヴォーカルに迎えた歌モノキラーDubstep。
去年の年末、FTH Nightで一緒に名古屋でプレーさせていただいた時にデモver.をDJプレーされていて、ものすごいキラーチューンを作ったものだなと驚きまじりに思ったのを昨日のことのように覚えています。

このEPにはその他にもPlutoのVIP mixという別ver.も収録。さらにHabanero Posse Remix, Need your love, EclipseというDubstep曲が収録されています。

Kan氏ひさびさのDubstep EP, チェックしておいて間違いなしです。

http://www.beatport.com/release/pluto-feat-dominika/931265


2012年6月28日木曜日

Fuxx The Hype vol.97

Angelo (Original Mix) / 2BOY + George&Lucus

どうも。今回はTokyoのファッション、クラブシーンを代表するDJである2Boyが最近発表したAngelo (Original Mix)をご紹介いたします。

私が知る限り、最近までの2Boy氏はどちらかというとTechnoよりのトラックメイクをしていたのですが、今回はカットアップされた女性ヴォーカルサンプルとエモーショナルなシンセメロディーが印象的なNu discoスタイルなトラックメイキングにアプローチした意欲作です。
夏らしいさわやかな曲ですので、これからの季節にぴったり。

ちなみにこの曲は現在フリーダウンロードで配信中。
気になった方は是非チェックしてみてください。


2012年6月26日火曜日

Fuxx The Hype vol.96

Audio Doughnuts, Civil Music & Tempo Clash Presents as part of FOUND 2012/XLII live set

6/23にロンドンで行われたAudio Doughnuts, Civil Music & Tempo Clash Presents as part of FOUND 2012にStarkeyのCivil musicからNeon High EPを先月リリースし、ウクライナやイギリスをツアーしている友人のXLIIがプレーするので行ってきました。

場所はSouth LondonのVauxhall駅の近くのHiddenというクラブ。
なんとなく場所的にけっこうなゲトーなところかと思っていたけど、全くそんなことはなく、実際はテムズ川沿いにあって、ビッグベンとかが近くにあって結構なおしゃれなロケーションでした。

はじめて行った箱ですが、サウンドシステムがむちゃくちゃ良かった。私が住むイーストロンドンのクラブとは比べ物にならないくらい。(イーストは区役所とかがかなり厳しく規制してくるからどこも音は抑えぎみにしかだせないらしいです。)

かなり音もクリアで低音の出方が異常でした。Om unitがやってたときは低音がやばすぎてちょっと外に避難したくらい。

ちなみにこの日はBeats, Bass系の音楽好きな方には超豪華ラインナップ。

Drums of Death (live AV debut)
Darling Farah (live album launch)
dÉbruit (live)
Starkey
Om Unit
Brassica (live)
XLII (live)
Funkystepz
Shox
TOYC

Tempo Clash w/
Jehst (DJ set)
Krampfhaft
Eliphino
Micachu
Jon Phonics

+ Residents
Blue Daisy (live)
Kidkanevil
Om Unit (alt set)
Offshore

& Special Guests
という感じ。この面子に交じってプレーしているXLIIはすごいです。
写真はLive中のXLII。


次の日予定があったのであまり遅くまでいなかったけど、XLIIのlivesetもすごく良かったし、
dÉbruitもかっこよかったです。あとFunkystepzがラウンジみたいなところでプレーしていたんだけど、彼のDJも非常に良かったです。

このHiddenという箱は10pm~6amまで営業しているロンドンにしてはかなり長い時間開けているクラブです。Line upも結構面白いセレクトでやっているのでロンドンに来られたら是非一度行っておいた方が良い箱だと思います。サウンドシステムがやばすぎるので是非体験してみてください。

http://www.hiddenclub.co.uk/

あとXLIIの新譜
Neon High EPは現在ヴァイナル、データともにリリース中とのこと。全曲かっこいいので気になった方は是非!


Tracklist:
A1 - Dilated
A2 - No Cure
B1 - Thro-yo!
B2 - Rasclap

+Digital only:
5. Thro-yo! (Starkey Remix)
6. No Cure (Ean Remix)

http://www.civilmusic.com/buy/neon-high-1/

2012年6月23日土曜日

Fuxx The Hype vol.96

Dam Funk live at XOYO, East London etc...

どうも。今回は色々書きます。
1. Dam Funk live at XOYO, East London
2. George FitzGerald XLR8R DJ MIX

3. Rekereke won the 2nd prize in Dim Mak remix contest
4. block FM/Varium
meets Lapin & STAG
の4項目です。

1. Dam Funk live at XOYO, East London
まず6/13にEast Londonにて行われたDam FunkのLiveに行ってきました。

その日のサポートアクトはWarpのKwes.(live set)。
Kwes.のLiveは今年の2月くらいにGang colorsとのジョイントLiveが結構小さめのLive Houseであってその時も見ていたんですが、今回の箱はEast Londonではかなり大きい箱だったので見応えがありました。

Kwes.のLive setは彼とドラムの女の子と、シンセ、ベースを担当する女の子の二人のサポートを加えて通常展開しているみたいです。

参考までにKwes.のLiveで一番盛り上がる曲といえばこれです。


そしてDam FunkのLive set。ベース、シンセ担当とドラム担当を加えた非常にシンプルな構成でした。しかしながら、Dam Funkは演奏が上手い!シンセ二台を駆使しながら歌う様にしびれました。あとLiveの空気の作り方が上手い。Live終わった後のtwitter上のフィードバックを見てたら、多数の賞賛ツイートがあり、中には「この日のvibesはロンドンじゃなかった!(陽気なLAみたいだったの意)」とかそういうのがありました。

今回のSet list的には彼の有名なアルバムToeachizownからの曲はあまりない感じでしたが、彼特有のスペーシーでロマンティックなシンセはところかしこで鳴っていて良かったです。
聴いている最中にLonnie Liston SmithのExpansionsが自分の中でフラッシュバックしてくる感じでしたね。


一番好きな曲はちなみにやってくれなかったのでちょっと残念でした。

この曲がこのLive setでは個人的にはハイライト。


2. George FitzGerald XLR8R DJ MIX
Aus MusicやHotflushからリリースするGeorge FitzGeraldの新作DJ MIXが公開されています。
http://www.xlr8r.com/podcast/2012/06/george-fitzgerald
ちなみにこのMIXの紹介記事には非常に興味深いことが書かれています。

彼の初期作品はJoy Orbison/Hyph Mango以降のDubstepという印象が強いのですが、近作はよりDeepなシンセワークとともにハウスビーツに接近している感じです。これは最近のUK Bassシーン、特に前述の2つのレーベルには顕著に見られる傾向です。

記事を読んだ感想といたしましてはやはりDubstepはHyph Mangoでひとつの時代の区切りを迎えたというのがこちらのメディアでもそうとらえられている感じで、確かにその曲を作った当の本人もその路線ではそれ以降は作っていないのも事実。(本人的にももうその路線には興味を持っていない的な事が書いています。)。

去年くらいからこのブログで私が実際現地のクラブにいって感じたUK Bassシーンの一つの流れは現地メディアもやはり同じようにとらえているみたいです。

3. Rekereke won the 2nd prize in Dim Mak remix contest
東京を拠点に国産トラックメイカーの作品をリリースするvariumを主催するKanomata Keisukeとvariumより作品をリリースするRayflashによるユニットRekerekeがStive AokiのレーベルDim Makのリミックスコンテストで2位に入賞したというニュースが入ってきました。



この作品はDim Makより正規リリースされるそうなので、気になった方は是非チェックしてください!
http://www.dimmak.com/winners-announced-tais-official-remix-contest-for-lose-yourself/

4. block FM/varium meets Lapin & STAG
さて最後の話題は先日放送されたblock FM内の番組variumにvarium meets Lapin & STAGと題された60minまるごとフレンチハウスについて語り尽くすという放送回をご紹介したします。
前述のKanomata Keisuke氏がホストを務める番組にて和製フレンチことLapinとSTAGが非常にわかりやすく、フレンチハウスの名盤や、トリビアを紹介する一時間。
http://block.fm/program/varium.html

すでに放送のバックナンバーがblock FMのサイト内にアーカイブされているので未聴の方は是非。すでに私は一度聴いてみましたが、今回の放送はblock FM内のタモリ倶楽部的な内容で非常におもしろかったです。オススメ!



2012年6月8日金曜日

Fuxx The Hype vol.95

Dystopia presents Peter Van Hoesen, Dadub

どうも。先週末6/2 にロンドンで行われたDystopiaというパーティーに行ってきました。このパーティーは今回がはじめてでいわゆる、
launch partyにも関わらず、住所を一般公開しないという秘密のパーティーでした。

アンダーグラウンド感を出すための演出でしょうか、初開催にも関わらず攻めた感じですね。あとこの国は法律でお酒を出すライセンスがなかなか夜通しとることが出来ないので、多くのクラブは4時くらいまで空けてはいるものの2時には酒類が一切バーからなくなるということが日常的にあります。

おそらく今回はlaunchなので朝までやりたいということで住所を非公開にしてやったのかなーとか邪推しつつも、やはりこのパーティーはアンダーグラウンド感で一杯でした。

というのも、個人的に最近では一押しのベルリン在住のイタリア人Dub Technoデュオ、DadubがLive setでくるという、私のようなマニアにはたまらないラインナップです。更にPeter Van Hoesenも同じくベルリンからDJ setでプレーしに来ていました。


結構お客さんはDadubのLive set目当てで、客層も20〜40歳くらいで幅広く、いかにもヒッピーでRaverな女子が一心不乱に踊ってたり、テクノマニアな男達が効き込んでいたり、海外ドラマのパーティーシーンでよく見るような、着飾った若い女の子達も少なからずいるといった感じでした。


しかし、DadubのLive setが始まるとそんなバラバラの客層もなぜか心がひとつになって、彼らが吐き出す暗黒残響に飲み込まれていくかのように踊っていました。


個人的に好きな
Hedean,

Metropolisなんかもやってくれたのですごく楽しかったです。

このMetropolisの残響エフェクトがフロアに鳴り響いてる間、私はフル笑顔でした。

今まで色々なパーティーに行ってきましたが、ここまでDub technoに特化したパーティーははじめてで、200人くらいがDub technoで踊りまくる光景は非常に印象的でした。

ちなみにDadubのあとのPeter Van HoesenもDaddubからの流れを受けて、Dub technoで始まり、tech house, technoから最近のMartyn, Untold, ScubaなんかがやってるようなUK bass以降の親ベルリン派technoみたいな曲につなげていく感じで非常に最近のカッティングエッジな選曲で良かったです。

そんな
Peter Van HoesenはUntoldがかのClone Records傘下のレーベルからリリースした曲をかけたとき、

テンションがあがると同時に前述のUK bass以降の〜流れが現場にも確実にあるんだという確信をいたしました。日本のBass musicファンの方は是非チェックしておいても損はないかと思います。

日本を離れてもうしばらく立ちますが、現在Twitterなんかで見ている限り、Electro以降の若いクラブミュージックリスナーの間でもUK Bassシーンは注目されているようですね。今の時代日本にいながらRinse FM, Boiler roomなんかで最新のBass Musicはチェックできます。

しかしながら、個人的に感じたことはこういったクラブミュージックにおいても色々な歴史というか文脈というのにも興味を持つとさらに理解が深まっておもしろいのではないかということです。

Basic channelから89年くらいのウェザーオールなんかの音源あたりをチェックしつつ、今のOstgut-ton周辺から
Marcel Dettmannあたりを聴くとまた、今回書いているようなUK bass以降のTechno~Dub Techno経由のBass Music辺りにも興味が湧いたりするかもしれませんね。

ちなみにDadubといえばそのマスタリング技術に魅力があるといわれています。
その辺りの詳しいことはこちらのリンクからチェックできるので興味ある方はどうぞ。
http://jp.residentadvisor.net/feature.aspx?1566

彼らは自分たちのリリースしているレーベル、Stroboscopic Artefactsの作品のマスタリングも手がけているそうです。

さらに興味深い点はこのレーベルから、日本が世界に誇る電子音楽家の一人、Aoki Takamasa氏や、Hard Technoシーンの重鎮、Go Hiyama氏もMonad Seriesというリリースシリーズから作品をリリースしています。

現行の日本のクラブミュージックシーンのど真ん中メインストリームとはまた違うところで活躍する著名な職人気質のクリエーターが世界のアンダーグラウンドカッティングエッジシーンに名前を連ねてるという所は非常に感慨深いです。

色々書きましたが、今回体験して感じた事はハイクオリティーなDub Technoはもはや残響エフェクトでさえ、人の身体を踊らせるということ。

Dadub、今後の活動も楽しみです。

2012年6月4日月曜日

Fuxx The Hype vol.94

Nasty FM & Layer Forest2

どうも。今回は先日偶然発見したロンドンのNasty FMというGrime, DubstepなどBass Musicに特化した番組をもつNasty FMと5/9に発売されたAY Recordの「森で聴く」シリーズ第2弾、Layer Forest2の紹介です。

Nasty FM


http://www.nasty.fm/home/
LondonのBass Musicラジオ番組といえば、皆さんよくご存知のrinse FMですが、このNasty FMはrinseよりさらにローカルに根付いた感じのラジオ番組です。

毎日、各DJが番組をもち、いかにも最新のアンダーグラウンドUK Bassを聴かせてくれます。
Grim, Dubstep, Garage, Jungleなど良い意味でまだまだローカルなプログラムなので、世間的にまだ知られていない曲なんかもよくプレーされます。

こういうアンダーグラウンドなメディアでもしっかりと番組をもって発信していく姿勢はもっと日本のクラブメディアも学んでいかなくてはいけませんね。

個人的に思うのは日本だとDizzee Rascal, The Streets辺りが話題になった時以来、数年ぶりに昨今のBass Musicブームの流れでまた"Grime"という言葉もちらほら聞くようになったかと思います。しかしながら、仮に一時の勢いはなくなって、沈んでいる時期があってもこういったメディアが根底で支えている限り、いつでも良い音楽は続くし、メインストリームに復活してくる。

こういったメディアを持つことが今の日本のクラブシーンには重要なのではないでしょうか?

この項目の最後に自分の中のGrime Classicを一つご紹介。ご存知Roots ManuvaのAwfully Deep. 昔、オーストラリアでLiveに行った時、この曲がプレーされてた時の会場の盛り上がりは今でも忘れがたい思い出となっています。

オリジナルVer.が埋め込みできない設定にされていたのでLive ver.の動画をどうぞ。


あとこんなver.もあります。
非常にメロウな感じで素晴らしいアレンジですね。


Layer Forest2(AY Records)

先月9日、日本のAYというレーベルから"森で聴く"をコンセプトにしたコンピレーションCDの第二弾、Layer Forest2というアルバムが発売されました。

不肖、Lady CitizenもBetween you & meという曲を提供させていただきました。

"本作は、「森で聴くためのエレクトリック・ミュージック」をテーマにリリースされた『Layer Forest』のシリーズ第2弾となっている。Sonar Sound TokyoとSonar Sound Barcelonaの両フェスティバルに出演予定のプロデューサーYosi Horikawaや、イタリア人ダブ・テクノ兄弟ユニットMr.Bizz、ロンドン在住の音楽プロデューサーJun Fukunagaによるソロ・プロジェクトLady Citizenな ど、ダブ、エレクトロニカからテクノ、ダブステップまで、国内外18組のアーティストが手がけた合計23曲が収録されている。収録時間140分を越える2 枚組CDには、コンピレーション同様、森をテーマにした写真が収められたKazuhiro Kajitaniによるブックレットが同梱されるという。"(Resident advisor Japanより抜粋)
http://jp.residentadvisor.net/news.aspx?id=16346

先日、ロンドンの自宅にもサンプル盤が届きました。以前このブログでも紹介したMurohashi Takuya氏によるFogという曲が心地よいJazzy Hip hopトラックで聴きやすいのでオススメです。

前述のreviewにもあるとおり、エレクトロニカ的なアプローチから、Dub, Techno, 生音系まで網羅された内容でありながら、コンセプトから外れる事なく、一つのアルバムとしてまとまっているので自然と全曲違和感なく聴く事ができます。

現在、Tower Records, Amazon, HMVなどの大手から、disk unionなどの専門店でCDは取り扱われています。さらにiTunes, Wasabeat等での配信販売もスタートしているので、是非チェックしてみてください!

取扱店の詳細はこちらでチェック。
http://www.layerforest.com/

Digital配信はこちら。
http://itunes.apple.com/jp/album/layer-forest-2/id518687186?uo=4
https://www.wasabeat.jp/releases/91932

ちなみにdisk union購入者特典でLady Citizenの"森で聴く"をコンセプトに作成した新作録りおろしDJ MIX CDRがついてきますので、気になった方はそちらでの購入をおすすめ致します。
http://diskunion.net/clubt/ct/detail/CM-0042791

内容を一部公開していますのでこちらも併せてチェックしてください。